![記憶力トレーニング](https://osaka-se81.work/wp-content/uploads/2022/08/記憶力トレーニング-644x362.png)
『本を写真のように記憶できます』
憧れますよね。
私も一度言ってみたいです。
イメージ記憶、瞬間記憶などができる天才は、
テレビなどでよく取り上げらえています。
これは記憶力が我々にとって重要であるということに他なりません。
学生はもちろん社会人ですら、
記憶力がよければ助かるシチュエーションは多数あります。
では、記憶力とは天性のものなのでしょうか?
記憶力が悪い人は諦めなければならないのでしょうか。
いえ、そんなことはありません。
工夫を凝らして暗記する技術があります。
そして記憶力自体もトレーニングで高めることだって可能です。
「暗記が苦手で・・・」
諦める必要はありません。
暗記する技術と記憶力のトレーニングをすることで、
受験、資格試験、ビジネスなど結果に繋げましょう!
今回はそんな記憶力のトレーニングについてお話していきます。
記憶は『右脳』『左脳』どっちでする?
記憶するのは脳でします。
「当たり前やん」
って思うかもしれませんが、
まずはこれを認識しておく必要があります。
確かに脳が記憶するのは当たり前です。
まさか胃袋が記憶なんてことはありません。
速く走りたいなら脚を鍛えますよね。
これと同じ考えで
記憶力を上げたいなら脳を鍛えないといけません。
スポーツではよく言われることなんですが、
どこを鍛えるのかイメージしながらトレーニングした方が効果があります。
漠然と走りこむより、
「ふくらはぎを積極的に使おう」
と具体的にイメージした方が効率的です。
記憶力の場合はどうでしょうか。
「脳を鍛える」ではまだ漠然としています。
よく聞く『右脳』『左脳』のどちらが記憶に有効的な脳でしょうか。
答えは『右脳』です。
右脳は『イメージ的な部分』を担っています。
絵画、音楽など目や耳でとらえた情報をイメージで再現します。
脳内再生できるアニメや映画はありませんか?
これを再生してくれているのは右脳という訳です。
一方、左脳は『論理的な部分』を担っています。
読み書き、会話、計算などがこれに当たります。
論理的思考力、推理力なんかは左脳が頑張ってくれますね。
なので記憶力をあげるために、
右脳を鍛えていく必要があります。
右脳で暗記する技術
『右脳』の役割はイメージです。
有名な暗記方法に連想ゲームのようなものがあります。
次のものを順番通りに暗記してみてください。
- カメラ
- 本
- 山
- 眼鏡
- 川
- プレゼント
- 万年筆
覚える単語は7つですね。
これを単純に上から覚えていくのですが、
単語を7つと考えると暗記の難易度が高くなります。
しかしストーリー的にすると覚えやすいです。
でも眼鏡がなくて川に着いた。
プレゼントが流されてきたので開けてみると万年筆が入っていた。
文章としては支離滅裂ですが、
単語を単独で暗記するよりは覚えられますよね。
イメージすることで脳に定着しやすくする工夫です。
他にも記憶の宮殿・場所法・自分のリストなど、
イメージに紐づけて暗記するのに有名な技術があります。
ただ、今回は技術で暗記するというよりも、
トレーニングで下地を鍛えていく方法のお話です。
暗記の技術に関してはまた別の記事でご紹介いたします。
右脳の鍛え方
右脳を鍛えるとはつまりイメージ力を鍛えるという事です。
脳内再生という話をちらっと出しました。
脳に焼き付いた映像が見える状態です。
この映像をしっかりみることができれば、
それは右脳のイメージ力が強くなるという事です。
では、具体的な記憶のトレーニング方法についてご紹介していきます。
オレンジカードで『イメージ力』を上げる
オレンジカードという言葉を聞いたことはありますか?
オレンジ色の背景に青い丸がついているカードのことです。
![オレンジカード](https://osaka-se81.work/wp-content/uploads/2022/08/image-644x400.png)
このカードをしばらく見つめてから目を閉じると、
脳裏にカードの残像が残ります。
これをよりはっきりと脳内で、
実物のオレンジカードを見ている状態に近づけるトレーニングです。
トレーニング用の動画をYoutubeにあげています。
オレンジカードのトレーニングにご利用ください。
瞬間記憶トレーニングで『引き出す力』を上げる
記憶力は覚えられればいいというものではありません。
覚えて『引き出す』必要があります。
途中で例に挙げたようなストーリーでの覚え方もそうです。
覚えた内容を後から引き出せることに意味があります。
「あー、アレアレ。赤い帽子をかぶった人って誰やっけ?」
視覚的に覚えられているのに、
口に出すことができない(引き出せない)のでは意味がありません。
銀行にたくさん貯金をしているのに、
引き出せない状態です。
まさに宝の持ち腐れですよね。
オレンジカードではイメージ力を強化するトレーニングをしました。
今回は実際に覚えた内容を思い出すトレーニングです。
こちらもYoutubeにアップしているので、
ぜひ試してみてください。
初級編だと数字を3桁表示します。
369
これを3秒で覚えた後、
以下のような問題が出てきます。
「真ん中の数字はなんでしょうか?」
答えは『6』ですね。
3桁全てであればすぐに覚えられますが、
ここで一捻りして思い出す練習です。
スポーツでどの部分を鍛えるのか考えながらトレーニングをするように、
この瞬間記憶トレーニングでも考えながらすることが大事です。
- 3桁の数字を覚える:脳内に文字のイメージをする
- 問題に回答する:脳内のイメージを見て答える
これを意識してトレーニングを行ってください。
「何となく3桁丸暗記して答える」
これでは記憶力のトレーニングとして効率は良くないです。
繰り返すことで出来るようにはなりますが、
右脳を使ったトレーニングであるという事を理解したトレーニングではありません。
あくまでもイメージ力を鍛えながら、
記憶力も強化していく必要があります。
なので、暗記をする際は、
ぜひ脳内にイメージを作るようにしてください。
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