ついにパソコンのパーツを変えることにしました。
ASRockのマザーボードにしたのですがBIOSの設定を見ていると、
どうやら『USB機器からパソコンの電源ONができる』ようだったので試してみました。
ところが!
やはりと言うべきか上手くいかず、ググっても『無線はムリ』という記述が多かったので、
諦めかけていたところOS側の設定も変更したら無線キーボードから電源ONが上手くできました。
正直、この設定は有線専用かなとも思ったのですが、
無線で問題なくできるのでお悩み中の方は試してください。
目次
パソコンの電源ONにできた無線キーボードとマザーボード
おそらくどのパーツでも起動できるというものではないと思いますので、
まずは私が使用しているパーツの紹介です。
OS
Windows10
キーボード
マザーボード
無線キーボードでパソコン電源ONにする設定
BIOS側にはそのものずばり『USBキーボード/リモートパワーオン』という設定があり、
それを有効にしたので他には設定不要と思ってしまったのが罠でした。
OS側でも設定変更が必要でしたので、
同じようにBIOSに設定がある方は問題なくいけると思います。
OSの設定といってもコントロールパネルからする程度で、
レジストリをいじるような難しいものではないので安心してください。
BISOの設定
BIOSの設定はご使用の端末によって変わると思いますが、
ASRockのマザーボードでは電源起動直後
『F2』または『delete』キーで設定に入ります。
その後、『アドバンスド』にある『ACPI設定』から、
『USBキーボード/リモートパワーオン』を有効にしました。
他にも電源をONにするオプションがありました。
必要な方は有効にしてください。
個人的にはマウスに関しては無効の方が良いのではと思います。
ちょっと当たったときに起動したら面倒かと。
【ACPI設定のオプション】
- PS/2 キーボード電源オン
- PCIE デバイス電源オン
- RTC アラーム電源オン
- USB キーボード/リモート パワーオン
- USB マウス パワーオン
OSの設定
OS側では電源に関する設定を変更しておく必要がありますので、
以下の通り、コントロールパネルから設定を変更してください。
コントロールパネル
↓
ハードウェアとサウンド
↓
電源ボタンの動作の変更
↓
現在利用可能ではない設定を変更します
↓
高速スタートアップを有効にする(推奨)のチェックを『外す』
どうしても電源ONにならない場合はスイッチを延長
私は今回、無線のキーボードからパソコンの電源ONができるようになりましたが、
もしも出来なかった場合は購入を検討していたパーツがあります。
物理的に電源スイッチを延長してしまえば解決ですよね。
ここで紹介した設定ではもしも上手くできなかったのであれば、
こちらの商品も検討してみてください。
SURD 2M PC電源代替えボタン
私の中では第一候補でした。
見た目がシンプルですし、何より値段が安いのでこれで良いかなと。
ただし、シンプルなので電源ボタンしかありません。
PCケース電源スイッチUFO
こちらは逆に見た目が綺麗なので検討していました。
電源ボタンとリセットボタンに加えて、
USB2.0ですが2つポートが付いているのが良いですね。
この手のパーツには珍しいですが、
POWERスイッチの二股ケーブルが付属しています。
これでケース側の電源も無駄にすることがなくなります。
また、見た目は良いですがLEDが鬱陶しい場合は、
LEDのケーブルを刺さなければ解決します。
スイッチにLEDのオン/オフができるボタンがありますが、
どうもパソコンを再起動すると自動でLEDが付く仕様みたいです。
prendre パソコン用 外部 電源 ボタン スイッチ
こちらは上述のボタンの間をとったようなスイッチです。
値段は安いですし、電源ボタンとリセットもついていますが、
サイズの割にUSBポートないんかーという感じです。
まとめ|無線キーボードから電源ONは便利
パソコンを手元に置いている方にとっては気にならないかもしれませんが、
少し奥まったところに置いている方にとってはめちゃくちゃ便利だと思います。
無線キーボードから電源ONができるようになったので、
毎日スリープにせず、電源OFFにする選択肢が増えました。
何より今まで無理だと思っていた起動方法がうまくいって良い気分です。
パソコンの電源スイッチがちょっと奥まっているのであれば、
この設定で各段に楽になるので是非試してみてください。
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