「サポート切れになるのでアップデートせよ」
というMicrosoftからの指令が来たパソコンは結構多いはず。
私のパソコンにもその表示が出てきました。
しかも勝手にダウンロードまでやってしまった上、
『再起動後にインストール』まで行ってしまう。
新しいバージョンになるので何もないのであればいいんですが、
こういうのは事なきを得ない人が出てきます。
そう、それが私です!
絶対似た症状の人がいるので、急ぎで対応方法をご紹介します。
20H2アップデート後の症状
私の場合、インストール自体は問題なくできてしまいました。
そして、ログイン画面までは問題なく到達。
にも関わらず!
ログインのパスワードを入れると中々ログインできず、
読み込みのグルグル回る画像が出続けます。
そして最終的に
マウスカーソルしかない真っ暗な画面
になってしまうのです。
真っ暗な画面での対処方法
最終的に意味がなかった可能性がありますが、私は以下の対応をしました。
ただ、意味がないと断言ができないので、途方に暮れている方は試してみて下さい。
- タスクマネージャの起動
- スタートアップすべて無効化
- 再起動
- 放置
マウスカーソルがあるとはいえ何もないので右クリックからタスクマネージャは起動できません。
キーボードから起動します。
Ctl + Alt + Delete
すると選択肢が出てくるので『タスクマネージャ』をクリックしましょう。
通常であれば↓のように『プロセス』のところには何かしらのアプリが立ち上がっているはず。
真っ暗な画面では何もないのでどのプロセスも動いてません。
次にスタートアップというところをクリックしましょう。
ここで有効になっているものは
『パソコンが起動した直後、勝手に起動するプログラム』
になります。
パソコンが動かなくなった時、こういう勝手に起動するプログラムが悪さをしていることがあるので、
疑わしいものは起動させないようにしておきます。
状態が『有効』になっているものをすべて『無効』にしましょう。
有効になっているものを選択し、右下の『無効にする(A)』ボタンをクリックするか、
右クリックから無効にするを選ぶかです。
※PCが元に戻ったら『有効』状態に戻すのを忘れないでください
すべて無効にできたら再起動します。
再起動もWindowsマークがないので、タスクマネージャを起動したときと同様、
キーボードで『Ctl + Alt + Delete』を押して、右下にある電源マークから実行します。
再起動後、同じくログイン画面までは立ち上がり、
パスワード入力後、やはり真っ暗な画面となってしまいました。
絶望していたのですが、次どうしようかと悩みながら、
この状態で『放置』していたところ、突如いつものデスクトップが出てきたのです。
おそらく放置時間は10分もなかったと思います。
初回起動で時間がかかっていたのかどうかはわかりませんが、
これで何とか事なきを得ました。
バックアップなしで戻す(どうにもならない場合)
実は今回のバージョンアップは2回目の挑戦でした。
1回目は「もうどうにもならない」と判断して元に戻しました。
そして多くの人が陥る
「バックアップを取っておけばよかった」
という後悔。
実は私もバックアップを取っていませんでしたが、今回は原因が『20H2アップデート』とわかっていたので対応できました。
戻し方は簡単です。
- Windows回復環境を起動
- 更新プログラムのアンインストール
- 最新の機能(または品質)更新プログラムをアンインストール
Windows回復環境の起動方法はパソコンによって変わってくるようですので、
ご利用のパソコンの起動方法をググってください。
F11おしっぱなしで起動
みたいな手順で実行できます。
あとは、上述のように更新プログラムをアンインストールしてしまいます。
『機能(または品質)』という表記にしているのは、
申し訳ないですが「どっちを選んだか忘れてしまった」からです。
確か機能の方だった気が。。。
いずれにしても適用した更新プログラムを消してしまえばいいので、
最新のものをアンインストールしましょう。
最悪両方試してください。
間違ってアンインストールしても再インストールすれば済むので。
この更新プログラムのアンインストールができれば、
20H2をインストールする前の状態になります。
これでバックアップを使わずに元の状態になるという訳です。
まとめ
アップデートやパッチ適用にトラブルはつきものです。
ただ、今回のは結構酷い部類に入るのではないかと。
強制的にインストールさせる上に、真っ暗な画面で何もできない。。。
リモートワークも浸透してきているでしょうし、自宅のパソコンが起動できないと、
もはや仕事にも影響がでてしまいます。
少しでもトラブルの解決につながってれば幸いです。
もし、質問等あれば遠慮なくご連絡ください。
おすすめ記事
“Logicool Flow”と”Hyper-V”が競合する問題
コメント