「システムエンジニアに転職するべきか否か。」
コロナ禍で転職すること自体、二の足を踏む方が多い気がしますが、
今の状況であるからこそシステムエンジニアになることをお勧めしたいです。
私自身10年近くシステムエンジニアという職業を続けており、
気づけば最若手の係長にまでなっていました。
私の経験と今のコロナによるリモート化が進んだ状況を踏まえ、
今回は2点に重きを置いて解説していきます。
- なぜシステムエンジニアがおすすめなのか
- システムエンジニアになるには何をすればいいのか
目次
システムエンジニアの現実
システムエンジニアのイメージってどんなものでしょうか。
ネガティブなイメージだと- 激務
- 給料が安い
- 眼鏡率高い
- パソコン大好きな人の集団
- 深夜勤務が当たり前
- 資格の勉強をし続けなければならない
- 最新技術の知識を追わなければならない
- 給料高そう
- 動かなくていい(体力的に楽)
- 人と絡まなくていい
- なんか賢そう
- 手に職がある
- ハッキング出来そう
どうでしょうか。
それほど的外れでもないと思います。
というのも
これらは「システムエンジニアやってます!」って言ったとき、
実際に言われた言葉だからです。
ネガティブとポジティブで相反するものもありますが、そこは人の感想なのでしょうがないところです。
では、実際はどうなのかというと、私が10年システムエンジニアをしてきた感覚としては以下の通り。
まずはシステムエンジニアへの転職に対する不安を払しょくするために、ネガティブな内容に対して現実どうなのかを回答します。
ネガティブなイメージ:システムエンジニアの現実- 激務:会社による
- 給料が安い:会社による
- 眼鏡率高い:そうでもない
- パソコン大好きな人の集団:意外にそうでもない。というか同期にパソコン嫌いな子がいた。
- 深夜勤務が当たり前:部署による
- 資格の勉強をし続けなければならない:そうでもない
- 最新技術の知識を追わなければならない:そうでもない
という訳でですね。
このネガティブな印象として挙げた内容のほとんどは関係ないんです。
システムエンジニアをよく見せようとかそんな意図はなく、実際にそうでもないです。
システムエンジニア以外の職業の方はどうですか?
このネガティブな内容って営業でもパティシエでもどんな職業にもこじつけられませんか。
給料・残業・勤務体制なんて言うのはどの企業に入ったかで大きく左右されるものです。
そして、資格や最新技術に関する勉強は『自分次第』ですよね。
確かにシステムエンジニア、IT業界は技術の移り変わりが激しいとは言われています。
ですが、未だにWindowsXP(古いOSやシステム)を使ってたりする企業だってあるんです。
そういう点で言うと古い技術でも需要はあります。
逆に最新技術となると前例がないので敬遠されがちです。
ちょっと前にCloudってめちゃくちゃ流行ったんですが、未だに導入には二の足を踏む企業が多いと思います。
特に大きめの企業だと敬遠する印象です。
なので、システムエンジニアとしては最新技術を追うべきではありますが、必ずしも全員がそうあるのか・そうあらねばならないのかと聞かれると「そうでもない」ということになります。
ご自身が勉強熱心であるかどうかによります。
長くなってしまいましたが要するに
“システムエンジニアだからといって特別な何かは必要ない”
これに尽きます。
システムエンジニアへの転職がおすすめな理由
システムエンジニアがどういうものなのかざっくりイメージしていただけたかと思います。
激務? :会社による
薄給? :会社による
深夜当たり前?:部署による
一生勉強? :人による
という感じで、システムエンジニアに持たれているであろうネガティブなイメージに関しては、結論運しだいというのが私の意見です。
私が思うにシステムエンジニアのイメージを著しく損ねている原因の一つに
『システムエンジニアとプログラマーがごっちゃになっている』
というのがあると思います。
システムエンジニアといったときに、他の職業をされている方は100%といってもいいぐらい勘違いされているのですが、「プログラムをごりごり書いている人」ということです。
システムエンジニアは実はそんなことはしません。
もちろんこれについても「できる人も居る」という感じですが、お客様や社内・他部署との折衝が仕事の多くの割合を占めています。
「どんなシステムを作るのか詰める」
「メンバー(プログラマー)に設計書を渡して作ってもらう」
「プロジェクト管理をする」
こんな感じですね。
なので『勉強自体に比重を置く必要はない』というのが何となく伝わりませんか。
お客様の要望を聞く・理解するためにシステムに関する知識は多ければ多いほどいいのは言うまでもありませんが、漠然と新技術を常に追い続けるということまではしなくてもやっていけるんです。
工事の現場監督みたいな感じだと思います。
まぁ、現場監督したことないんですけど。
そして!
ここで重要なのが「知識が少なくてもやっていける」だからこそ「知識があれば重宝される」というところです。
勉強別にしなくていいよといいました。
実際にしない人も大勢います。
だからこそチャンスなんです!
周りが勉強しない中、私は勉強をしました。
なので冒頭でお話したように最若手の係長になれたといっても過言ではありません。
「勉強してるんですよ。」
このアピールは原始的ですが、効果は高いです。
周りと差をつけられる。そして差をつけやすいという点で、勉強してれば評価されるというのがシステムエンジニアのメリットだと私は考えています。
また、昨今のコロナの影響でリモートワーク化が劇的に進みました。
話を聞く、まとめる、メンバーの管理これをするのに出社する必要はありません。
なのでシステムエンジニアを目指すのであれば、リモートワークで事足りるとしている企業が今後も増えていくはずです。
私の所属する会社ではほぼ完全にリモートワークがメインになっているので、私などは週1回出社するかどうかのレベルです。
なので、私がシステムエンジニアをおすすめしたい理由は
・管理作業がメイン ・勉強すると評価される ・リモートワークが大いに見込める
管理作業なので期限を決める側ですし、勉強をしていれば評価される。
しかも家に居れる可能性が高い。
システムエンジニアが魅力的に思えませんか?
システムエンジニアになるための準備
資格にとらわれなくていい
私はどちらかというと資格を多く持っている方です。
もちろん評価の基準の一つではありますが、全く資格を取っていない人も多いです。
どの仕事でもそうでしょうが
「未経験ですが、独学でこの資格を取りました!」
「へぇ、やる気あるな。」
で、終わりませんか?
結局、実務経験があるかどうかなんですよね。
だから「この資格を取ったら応募しよう」と考えるよりも、システムエンジニアを目指すのであれば1日でも多く実務経験を積むために転職活動を早く始める方が得策です。
並行して資格勉強するのは当然ありですよ!
それでもやっぱり何かしら武器をもって転職活動に臨みたいという方は↓のようなスクールに通うことをおすすめします。
現職に就きながらだとなかなか難しいかもしれませんが、資格よりも技術がある方が有利だと私は考えています。
システムエンジニアの募集要項を見ても「○○資格保持者」というようなものではなく、「Database構築経験」「プロジェクトリーダー経験」「C#アプリ開発経験」などやっぱり経験重視であることが多いからです。
もちろん「未経験歓迎」というところもあるので、そこは取捨選択となります。
いずれにせよ経験値を積む方がいいので、スクールを検討してみてください。
Webスキルのパーソナルジム【WebCamp】 最高の6ヶ月!超実践型プログラミングスクール【.pro】社内システムエンジニアがおすすめ
自身のスキルアップやメンタル以外の転職要素として最も重要なのが転職サイトですね。
システムエンジニアでかつ『社内SEを目指すための転職サイト』があったので紹介しておきます。
顧客常駐はもう嫌だ!社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】社内SEというのは文字通り社内の問題・課題を解決するシステムエンジニアになります。
外部常駐といって客先にいくシステムエンジニアとはまた違っています。
社内というのはある種ホームで仕事ができるということです。
(もちろん対立する部署もいたりしますが・・・)
客先で無茶振りされて何も言い返せないという状況をわりと避けやすい環境ではあるので、これからシステムエンジニアを目指すのであれば社内SE推奨です。
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