ガラケーしかなかったころから、『メモを携帯でとる』という人は結構いたと思います。
私もその一人です。
昔は小さいノートとペンを持ち歩いて書き込んでいたのですが、今やそんなものを持ち歩く必要はありません。
ほぼすべての人が持ち歩いているスマホやタブレット自体にメモを取ってしまえばいいのですから。
スマホのアプリは無数にありますから、一口にメモアプリといっても数が多くて選びきれません。
そこで今回は私が愛用している超メジャーアプリであるOneNoteとKeepについて紹介していきます。
“OneNote”と”Keep”って何?
冒頭でも話していますが両方とも”メモアプリ“であることに変わりはありません。
基本的には「後で見返すためのもの」ですね。
OneNoteとKeepはかの有名な大企業が出しているアプリです。
OneNoteはMicrosoft、KeepはGoogleです。
私はAndroidを使っているので最近まではKeep推しだったのですが、Windows10についていたOneNoteを使ってみて気に入ってしまったので、OneNote派になりつつあります。
ざっくり違いをあげるとすると
OneNote:大学ノートのような使用感
Keep :ボードに付箋を貼るような使用感
こうみると一概にどちらが良いというものでもないことがわかるかと思います。
最終的には”好み”によってきちゃうんですよね。
OneNoteとKeepに共通した機能
2つのアプリに共通した機能は『共有』です。
他のメモ帳アプリだと、そのアプリでしかメモを見れないというのが普通にあります。
でもOneNoteでもKeepでもMicrosoftのアカウント、Googleアカウントがあれば、どこでもどの端末でもメモを使うことが可能なのです。
突然ですが「いいメモ帳」とはどんなものだと思いますか?
私が思ういいメモ帳とは
『いつでも・どこでも』好きな時に『書ける・見返せる』メモ帳
だと思うのです。
例えば高機能やけど家のパソコンでしか書けない、そんなメモ帳では使い物にならないと思います。
逆にスマホで書けるけど、パソコンでは見れないメモ帳も利便性が半減してしまうでしょう。
このパターンだと多分スマホが近くにあるので代用は効くと思いますが、パソコンを使っているときに別でスマホをみなければならないという状況は嫌ですよね。
スマホでもパソコンでも見れるけど、「あえて今は」スマホでみるというのであれば問題ありませんよね。
つまり、メモ帳を見るときの『手段』はどれでも可能なものが望ましいのです。
その点OneNoteもKeepも両方ともがデバイスを選びません。
スマホであろうがパソコンであろうが、書くことも読むことも可能です。
もちろんアカウントに紐づいているので、複数のパソコンやスマホで同じメモを使えます。
極端な話、友達のスマホやパソコンを借りて自分のメモを見ることも可能なのです。
どの端末でもアカウントにより共有できるのはかなり便利です。
OneNoteとKeepそれぞれの特徴
今回はOneNoteとKeepの特徴、もといおすすめポイントを紹介ですので、使い方や設定については別の機会に書きたいと思います。
そもそも使用方法は簡単なので紹介するまでもないかもしれないのですが。。。
OneNoteの特徴
書き込みの自由度
何といっても『好きに書き込める』というのが最大の強みです。
普通の紙のノートに書き込むかのように、好きな位置に文字でも図でも写真でも書き込むことが可能です。
でも、その分『スマホで完全な書き込み』をするのは難しいですね。
使用する端末が小さいと画面も小さくなります。
パソコンでいっぱいいっぱいのノートを書いた場合、スマホだとスライドしないと端まで全部見ることができません。
文字サイズの調整もあるので、OneNoteでノートを書くには少しコツというか調整が必要になります。
もちろん普通にメモを取る分には何の問題もありませんが。
複数のノート管理
ノートブック、セクション、ページという単位で管理します。
参考書などをイメージするとわかりやすいかもしれません。
一冊の参考書(ノートブック)に章(セクション)があり、さらに章の中にページがあるような感じです。
ページは1ページにたくさん書くこともできますし、複数のページに分けて書くこともできます。
セクションはセクショングループという単位で複数のセクションをまとめることも可能です。
Keepの特徴
付箋を貼るだけ簡単操作
Keepは何より操作がシンプルなのがいいですね。
結局はメモ帳なので『パっと書き込める』というのはポイント高いですよね。
ホワイトボードに付箋を貼り付けるかのように使えます。
惜しいのは管理性ですね。
これは私が使いこなしていないというのもあると思いますが、付箋を簡単に貼ってしまうがゆえに数が増えてくると『どこに何を貼ったか』が把握しにくいという問題がでてきます。
私は使っていないのですが『ラベル』という機能がついています。
名前から察するに管理系の機能だとは思うのですが、まだ触っていません。
いずれにせよ単純に付箋を増やしていくとほしいものがなかなか見つからないという事態になるかもしれないので注意してください。
機能追加により書き込みの種類も豊富になった
少し前までは『単純な付箋』『チェックリスト』『リマインダー』といった機能ぐらいしかなく、テキストのみだったはずです。
が、今はテキスト以外にもメモに貼れるようです。
写真、画像、図形描画、音声まで付箋に貼れるようになっています。
個人的には画像が貼れるようになったのは大きいです。
買い物をしていて『今度これ買おう』と思ったときに名前を入力せず、写真を貼るだけで済むのです。
まとめ
OneNoteとKeepそれぞれの特徴はつかんでもらえたでしょうか。
この2つのアプリがあれば十分使えるのでメモ帳アプリはOneNoteかKeepどちらか、または両方を使うというのがいいかと思います。
現状では勉強に使うような『ノート』をとるのであればOneNote、買い物メモのような簡単な『メモ』を取るのであればKeepといった使い分けをするのがいいと思います。
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