今やメールに取って代わったと言っても過言ではないLINE(ライン)。
LINEが出始めた当初はあまり普及もしておらず、私の友人も「Skypeのパクリ?」ぐらいのリアクションでした。
何となく入れてた私自身も「これおすすめ!」っていうテンションではインストールしていませんでしたね。
ところが今となってはスマホにLINEを入れいていない人は少数派だろうと感じる程です。
そんなLINEですが”パソコンでも使える“ことをご存知でしょうか。
私の周りではあまりLINEをパソコンでも使えるようにしている人はいません。
パソコンを使っているときにスマホをわざわざ確認しなくても、パソコンから直接LINEのやり取りをできる事は結構便利です。
という訳で、”パソコンでLINEを使えるようにする設定方法“をご紹介していきます。
目次
LINEとは
もはや説明不要なレベルで普及しているLINEですが、念のため程度に前情報として書いておきます。
「LINEの小話なんて要らんねん!」
と思われた方はすっとばして設定方法の方に行ってしまってください。
LINEアプリ
LINE(ライン)はNHN Japan株式会社(現:LINE株式会社)が提供するスマホアプリとして登場しました。
“無料で“トークと呼ばれるチャット・通話ができるアプリです。
初めてトークのデザインを見たときは「iPhoneのメッセージアプリとよく似ているな」何て思ったものです。
当時はあまり無かった吹き出しのデザインでメッセージを送るというのが特にそう感じさせたのだと思います。
今でこそ当たり前に使っていますが、当時は無料で通話ができるなんていうのは革命的でした。
Skypeもあったのですがイメージで気にパソコン専用みたいな風潮があったので、顧客争奪戦にはLINEが勝利したようですね。
LINEはネット接続をするアプリなのでパケホを契約していない状態で使用すると月額がうなぎ上りになってしまうので気をつけてください。
逆にパケホにさえしておけばLINEを使う分には追加料金はかかりません。
今は従量課税制なんてないとは思いますが。。。
LINEモバイル
『格安SIM』ということばが当たり前に使われるようになりました。
BIGLOBE、UQ、OCN、maineoなどなど色んな会社が大手キャリア(DoCoMo、au、Softbank)の回線を借りて、大手キャリアとは比べ物にならない料金で携帯サービスを提供しています。
そんな格安SIM激戦の中にLINEも参入してきました。
それがLINEモバイルです。
メールにとって代わったと言っても過言ではないほどインフラを支配しているLINEが格安SIMに乗り込んできたので、これはかなり強いです。
LINEが自分のサービスを利用するわけですから、LINEモバイルの付加価値は他の格安SIMよりもいいですね。
SNSデータフリーというプランを契約すればLINEを使用したパケットは月額GBに計算されません。
しかもそれだけではなく、プランによってはFacebook・Twitter・Instagramなど話題のSNSサービスでも使い放題になる破格ぶりです。
でも「LINEのやり取りなんて大したことない」と思われるかもしれませんが、最近は「ビデオ通話」なんて機能もありますし、写真や動画のやり取りを頻繁にしたりする場合だと侮れませんよね。
SNSを普段からかなり使うという方にとってはLINEモバイルの使用を検討する価値があるかもしれません。
↓はLINEモバイルの公式サイトになります
[nlink url=”https://mobile.line.me/event/campaign/lp-event-lp01.html?utm_campaign=aw_01&utm_source=gsem_mobile&utm_medium=cpc&utm_content=brand&utm_term=line%20%E3%83%A2%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%AB_e&gclid=EAIaIQobChMI1O-Tpa735wIVC6qWCh2XPAHgEAAYASAAEgJWYvD_BwE&gclsrc=aw.ds”]
パソコン版LINEのメリット
パソコンでLINEを使えると具体的に何が良いのか。
まずスマホとパソコンでLINEのやり取りを共有することができます。
この記事の推奨としては『他の端末でのログインは必要意外許可しない』としていますが、仮に許可した状態でスマホが壊れてしまった場合、パソコンでログインできればLINEのトーク履歴などはそのまま残っている状態になります。
また、パソコンを使っているとき、多くの場合スマホをずっと見ているという事はないでしょう。
LINEの通知がパソコンの画面にでてくれば通知を見逃す可能性はぐっと下がりますね。
“パソコン版”LINEの設定方法
パソコンでLINEを使うための推奨環境
パソコン版LINEの設定をするまえにまずはLINEが推奨しているパソコンの環境(OS)を確認しておきましょう。
基本的に最近のパソコンであれば推奨環境未満ということはないとは思いますが。。。
パソコンで使えるLINEの種類
使用したいパソコンに合ったLINEアプリをパソコン上にダウンロードする必要があります。
LINEアプリは↓LINE公式サイトからダウンロードできます。
[nlink url=”https://line.me/ja/download”]
万一使っているパソコンで使用できないものを選択してしまってもダウンロードができないようになっているので心配ありません。
- Windows
- Mac
- Chrome(Windows & Mac 共通)
LINEのアプリが異なれば同時ログインが可能
LINEのスマホアプリでは違う端末を使用していても同じアカウントで同時にログインすることはできないようになっています。
ただし、Windows版とスマホ版などLINEのアプリが異なっていれば同時ログインが可能になります。
パソコン版LINEの注意事項
絶対に忘れてはいけないのが”LINEのセキュリティ面“です。
ここで言っているセキュリティというのはハッカーがどうこうとかだけではなく、『LINEを見れる端末が増えることに対する』セキュリティ低下です。
どういう事かもう少し詳しく説明しますね。
もともとLINEでは同じアカウントで複数のスマホにログインはできないようなっています。
そこに加えて通常の設定では『ログイン許可』にチェックが入っていないはずです。
ここにチェックが入っていなければ、スマホ以外の端末(タブレット、パソコン)でもログインできないようになっています。
つまり、普段使用しているスマホ以外でのログインは全くできないということです。
ところが!
『ログイン許可』にチェックを入れてしまうと、タブレットやパソコンでのログインはできてしまいます。
(そのための設定なので当たり前ではあるのですが・・・・)
仮にLINEの設定を入れたパソコンが家族や恋人と共通で使っているものの場合、自分が使っているスマホはもちろんの事、設定したパソコンからもLINEの内容が見れてしまいます。
その上、トーク(メッセージ)や通話もできてしまいます。
くれぐれも共通のパソコンを使う場合は、ログアウトのし忘れには注意してください。
「俺(私)は誰に見られても大丈夫!」
っていう人も注意してくださいね。
LINEの乗っ取り何て言うのも少し前に流行っていましたね。
実はあの乗っ取りについてもLINEの設定さえしっかりしておけば、ほぼほぼ起こらないのです。
パソコン版LINEの設定をするときに、LINEのセキュリティ面が弱くなるということは認識しておきましょう。
最低限守る”LINEのセキュリティ”対策
パソコン版のLINEは使うべきじゃないなんて事はありません。
ITの製品はすべてそうですが、ちゃんと備えておけばそうそうトラブルになることはないのです。
LINEを使う時も最低限これだけでも忘れなければ問題が起こる可能性を最小限にできます。
- パソコン側:「自動ログイン」のチェックを外す
- パソコン側:ログインのメールアドレス・パスワードを記憶させない
- パソコン側:しっかりログアウトしておく
- スマホ側:パソコンでの使用が終わったら「ログイン許可」のチェックを外す
パソコンでLINEを使うための設定
では実際にパソコンでもLINEを使えるように設定をしてきます。
ちょっとややこしくなるのですが、設定作業はパソコンとスマホの両方でしなければなりません。
Mac版でもChrome版でも基本的な作業は同じですのでシェアの多いWindows版でLINEのインストール方法を説明していきます。
基本的にはMac版でも同じような操作になるはずですのでMacの方でも参考にしてもらえると思います。
パソコンでLINEを使うための設定一覧
設定の概要について一覧形式で書いておきます。
この一覧で判らない操作があれば操作画面を載せておりますので続きを読んでみて下さい。
- パソコン版LINEアプリをLINE公式サイトからダウンロード
- ダウンロードしたファイルからインストール
- パソコン版LINEアプリが起動することを確認
- ログインが拒否される(スマホ版LINE設定をしていない場合)
- スマホ版LINEの設定より『ログイン許可』をする
- パソコン版LINEでログイン
- PCログイン認証
- 本人認証
パソコン側の設定
①パソコン用のLINEアプリを↓ 下記LINE公式サイトからダウンロードして実行。
[nlink url=”https://line.me/ja/download”]
➁ダウンロードしたファイルを実行してインストール
言語は特に理由がなければ「日本語」を選択しておきましょう。
後は特に選択する項目は無いのでインストール画面に沿って進んでいけば完了です。
③ログイン画面が表示される
インストールが完了するとログイン画面が立ち上がります。
ここでLINEに登録しているメールアドレスとパスワードを入力し、ログインをクリックします。
ログイン方法は「メール」「QR」の二通りあります。
メールでのログイン
「メールアドレス」と「パスワード」を入力し、「ログイン」をクリックします。
LINEに設定したメールアドレスはスマホ版LINEの『アカウント』→『メールアドレス』にて確認できます。
QRコードログイン
スマホの友達追加よりQRコードを読み込めばログイン可能です。
詳細は「QRコードのログイン方法」をクリックしてください。
④ログインが拒否される
ログインしようとすると赤字で警告されてログインを拒否されます。
要は「スマホでログイン許可の設定をしてください」という意味です。
ですので、スマホ側の設定方法の説明に移ります。
スマホ側の設定
スマホ側の設定といっても「ログイン許可」にチェックを入れるだけで、他の端末からのログインの許可を有効にすることができます。
バージョンによって操作は多少異なりますが、ボタンの配置やデザインが変わるだけで基本的にやることは同じだと思います。
バージョン違いであっても下記手順を参考に設定を進めてみてください。
この記事に乗せているLINEのバージョンは「8.5.3」になります。
①「友達」画面にある「歯車(設定ボタン)」をタップ
➁「アカウント」をタップ
③「ログイン許可」をタップしてチェックが入った状態にする
パソコン版LINEからログイン
スマホでログイン許可を有効にしたので、再度パソコン版のLINEからログインをしてみます。
すると今回は赤字のメッセージは表示されませんが、代わりにPCログイン認証という画面が出てきますので、画面の指示に従って進んでいきましょう。
①パソコン版ログイン画面からログイン
「メールアドレス」と「パスワード」を入力し、「ログイン」をクリックします。
➁パソコン側で表示された「PCログイン認証」画面の数字をスマホ側で入力
③パソコン版LINEでのログイン完了
パソコン版LINEのトークで本人認証
ログインが完了したら「トーク」に進んでください。
すると「(略)・・・本人確認する必要があります。」とメッセージが表示されますので、ログインする際に認証した手順と同様、パソコンで表示された数字をスマホで入力します。
これが終わればPC版LINEの設定は完了となります。
①「トーク」に移動し「本人確認」をクリック
➁パソコン側で表示された「本人確認」画面の<数字をスマホで入力
③パソコン版LINEの設定完了
認証が完了するとトークの文字入力画面に表示されいたメッセージが表示されなくなり、トークの送信ができるようになっています。
パソコン版LINEのおすすめ設定
この設定は好みが分かれると思いますが、私の設定しているLINEのトーク入力時のおすすめ設定を紹介しておきます。
①「設定」に移動
基本的にパソコン版のLINEに関する設定はこの設定画面からできますので、他に何か設定を変更したい場合は、この設定画面で変更したい項目を探してみてください。
➁「送信方法」を「Enter(デフォルト設定)」にしておく
これはトークを入力した後に「Enter」を押すことでメッセージを送る設定です。
ちなみに改行をするには「Shift + Enter(同時押し)」をします。
③「サジェスト表示をオン」のチェックを外す
このチェックを外しておくことでトークに入力したときに絵文字が自動で出てくるのを防ぎます。
私はこれを使うことがないので正直邪魔なだけです。
絵文字を使うかたはこの設定をする必要はないでしょう。
まとめ
最近はパソコン離れなんて言われていますが、映画や動画を見たりドキュメント作成なんかはパソコンの方が絶対にやりやすいですよね。
パソコンでの作業中(書類作成、調べもの、動画鑑賞などなど)はスマホを確認しそびれたりもしますので、パソコン版のLINEを入れておくと便利です。
デスクトップに通知のポップアップがでてくるので、見逃しもあまりありません。
パソコン版のLINEでもトーク(メッセージ)だけでなく、パソコンにマイクさえ付いていればちゃんと通話も可能です。
ちなみに外付けマイクでも通話が可能です。
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パソコンでLINEを使えるようにするための設定作業はかなり簡単ですので、是非パソコンにもLINEを入れて快適なネットライフを過ごしてください!
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