4月8日開始のRakuten Moblie『完全データ使い放題』とは?

docomo、auにSoftbankが割り込んで携帯会社3強時代になったころ、Y!Mobileも参入してきました。

格安スマホ時代に突入するとBIGLOBE、UQ、 OCN、LINE Mobileなどなど、格安SIMがでてきて携帯の月額利用料を安くする選択肢が増えてきましたね。

そんな中、今回話題をかっさらっているのが『Rakuten Mobile(楽天モバイル)』です。

Rakuten Mobileが格安SIMの中でも、さらに安い新プランを出したり『一年無料』などという超魅力的なキーワードまで出してきたので、情報をまとめていきます。

目次

Rakuten Mobileが”格安SIM”であるメリットは?

Rakuten Mobile(楽天モバイル)とは冒頭でも説明しましたが、格安SIMと呼ばれているものの一種です。

Rakuten Mobileの話に入る前に格安SIMがどういうものなのかを説明します。
すでに格安SIMについてよく知っているという方は、ここの項目を飛ばしちゃってください。

格安SIMの特徴を↓にまとめました。

Rakuten Mobileの特徴
  1. 料金が安い
  2. 通信回線が高品質
  3. MNP(モバイルナンバーポータビリティ)に対応

このIT全盛の時代です。
はっきり言ってガジェットマニアでもない限り、どのスマホを使っていても大きな差は感じないはずです。

格安スマホと呼ばれているスマホでさえもスペックとしては使えるものばかりです。

そんな中、スマホで差が出るとすれば契約です。

Rakuten Mobileの特徴とした3つの項目は正直なところRakuten Mobileの専売特許という訳でもありません。
格安SIMの契約であれば満たしている条件です。

というか、すべての項目を満たしたSIMが格安SIMと呼ばれています。

1.料金が安い

格安SIMを使う上で何よりもまず重要なのは『料金』ですね。
なんせ”格安”という名前がつくぐらいです。

値段を前面に出しています。

では、格安SIMとはどのぐらい安いのでしょうか?

大手キャリアと呼ばれているdocomo、au、Softbankの月額料金は安いとこでも8,000円かかるでしょう。
しかし、格安SIMの月額料金は2,000円程度、場合によっては1,000円代から利用することが出来ます。

大手キャリアと格安SIMで比較すると半額どころか四分の一に抑えられます。
これはあくまでも一例なので必ずという訳でもありませんが、特別なキャンペーンでもなく普通に大手キャリアで契約して利用しているのであれば、格安SIMに乗り換えれば月額料金を半額にするのは固いでしょう。

月額料金を安く抑えるなら間違いなく格安SIMを使うべきです。

2.通信回線が高品質

「回線がどうこうって、よくわからん。」

ちょっと難しく感じますが意外に簡単な話です。
『スマホの電波が悪い』と感じたことはありませんか?

下記を満たしている程、スマホの通信が快適になります。

スマホを快適に使う条件
  1. 契約しているキャリアの基地局数が多い
  2. 回線速度が速い
  3. 利用者数が少ない

まずスマホは契約しているキャリアがもっている基地局から電波を受信しています。
ド田舎にいったりすると基地局の数が少なくなり、スマホは電波を受信できなくなってしまいます。

そうなると、いわゆる『電波が悪い』という状態になってしまいます。

逆に基地局が多いキャリアであれば、電波が届きやすいエリアが広くなるのです。
どこでもつながる状態を作りやすいということですね。

つまり、快適にスマホを使える状態を保つためには、「いつでも・どこでも」電波を受信できるキャリアと契約する必要があります。

参考までに総務省のホームページより取得した各キャリアの基地局数を載せておきます。

LTE/4Gというのは今主流の通信回線です。
今後は5Gという回線も出てくるようですが、もう少し先の話でしょうね。

平成30年度携帯基地局数(総務省)
平成30年度携帯基地局数(総務省)

表を見てもらえれば判る通り、docomoの基地局数が頭一つ抜けていますね。
繋がりやすさで言うと大手キャリアの中でもdocomoを選べば快適にスマホを使えるということになります。

「大手キャリアの基地局数なんて格安SIMになんの関係が?」

と思われるかもしれませんが、大いに関係があります。

詳しくは割愛しますが、格安SIMが格安でいられるのには理由があります。

ここまで話していた基地局ですが、建てるのに当然お金がかかります。
格安SIMのキャリアは大手キャリアが用意している基地局に相乗りさせてもらっています。

自分で基地局を持たない分、契約者(われわれ顧客)から基地局にかかった料金を徴収する必要はありません。
だから、月額料金を安くおさえることが出来るわけです。

そして、基地局を借りている以上、借りているキャリアの回線を使用することになります。
なので格安SIMを選ぶ時にdocomo系の格安SIMにすれば、ある程度つながりやすくなることが見込めます。

RakutenMobileは”docomo系”の格安SIMなので安心して使えます。

3.MNPに対応

料金が安い、電波も悪くなさそう。よし!格安スマホに乗り換えよう。

という訳で、格安スマホに乗り換える際に『電話番号が変わります』と言われたらどうでしょうか。

一昔前の「一家に一台据え置き電話」の時代であれば、携帯の電話番号が変わったとしても生活に大した影響は出ないでしょう。

でも、今は「一人複数台のスマホ」を持っているような時代です。
仕事にプライベートにと色んな人とつながっています。

電話番号が変わったときに周りに連絡したり、クレジットカードの登録情報を変えたりと影響が大きいです。

そんなときにMNP(MobileNumber Portability:携帯番号ポータビリティ)によって、『契約前の電話番号をそのまま』乗り換えができるという制度です。

スマホを契約する際にMNPが適用できないというケースはそうないでしょうが、携帯番号を変えずに紀香ができるというのはメリットの一つです。

Rakuten Mobileの新プランとは?

格安SIMについて説明しましたが、じゃあ結局Rakuten Mobileの新プランは何がすごくて話題になっているのか。

格安SIMの説明で最も重要なものは『月額料金である』と説明しました。

Rakuten Mobileが話題になっているのはもちろん、その月額料金の安さが要因です。

↑の金額を見ただけでもRakuten Mobileの料金の安さが判りますね。

でも、今回紹介された新プランはこんなものではありません!

RakutenMobile
RakutenMobile

Rakuten Mobileの公式サイトは↓です。

[nlink url=”https://network.mobile.rakuten.co.jp/”][/blogcard]

気になるキーワードはいくつかありますね。
抜粋して見て行きましょう。

Rakuten Mobile新プラン
  1. 完全データ使い放題
  2. 300万名対象 プラン料金一年無料
  3. プラン料金2980円

RakutenMobileは「完全データ使い放題」で2,980円!

格安SIMについて説明したときの料金と比べると、若干高い気がしますが、実はその契約内容が他の格安SIMとは違っています。

通常スマホの契約ではデータの使用について「月〇〇GBまでパケット使い放題」という定額のプランです。

ところが今回Rakuten Mobileが公表したプランでは『“完全”データ使い放題』とされています。

“完全”とはどういう意味なのでしょうか。
そして、それ以外にもRakutenMobileにはメリットがあります。

まずは↓の一覧を見てみてください。

Rakuten Mobile新プランの特徴
  1. データ無制限
  2. 動画見放題、SNS使い放題
  3. パートナー回線エリア(国内)でも2GB/月使える
  4. RakutenLinkアプリで国内通話かけ放題
  5. 海外でも2GB/月使える

特に気になる特徴についてピックアップしていきます。

1.データ無制限

完全というだけあって○○GB/月のようなケチくさいことはありません。

文字通りRakutenMobileは『無制限』にスマホを使えます。

なので、「○○GB使ってしまったので、以降は低速回線で我慢してください」と言われることもありません。

これがまずRakutenMobileの強みですね。

他の格安SIMや大手キャリアだと、めちゃくちゃ大きいGBでの契約になります。
たとえばUQの場合、Lプランだと「21GB/月で4,980円」になります。

21GBというのは家にWifi環境がなくて、毎日Youtubeを観ているとかいう状況でなければ使いきれないと思います。

が、そうは言っても上限があることに違いはありません。

そもそも、店員さんに言いくるめられたという以外に、自主的にLプランを使うような人は21GBでも使い切ってしまうような人でしょう。

であれば、2,000円も安くて『上限がない』RakutenMobileの新プランはかなり魅力的ではないでしょうか。

4.RakutenLinkアプリで国内通話かけ放題

RakutenMobile以外の格安SIMでは「〇分以内の通話かけ放題」「合計月〇分かけ放題」など、ちょっとした制限下でかけ放題の形式を選べるというのが主流です。

『〇分以内』であれば1回あたりの通話時間は短いですが月に何回も通話ができます。
一方で『合計〇分』は1回あたりの上限は合計時間になりますが、1回だけで無料時間が終わってしまうこともあります。

格安SIM契約時に「どちらのかけ放題を選ぶか」または「かけ放題を付けないか」というのは結構迷うところです。

でも!

RakutenMobileのプランについては『かけ放題オプションで迷う必要はない』のです。

RakutenMobileが出しているRakutenLinkというアプリから電話することで、国内通話がかけ放題になります。

しかも、スマホでも固定電話でもかけ放題です。

BIGLOBEモバイル などでも専用のアプリから通話すれば、通常の電話アプリからかけるよりも通話料金を割安で通話することができます。

RakutenMobileでは通話料金が割安というどころの話ではありません。

かけ放題です。
※RakutenLinkを使わない場合は『30秒20円』です

LINEが普及した今、通話かけ放題であることにあまり意味はないと感じるかもしれませんが、意外にLINEではなく通話しなければならない時ってありませんか。

例えば、旅行の予約、店の予約、ちょっとした質問など、お店に連絡する際に電話が必要になります。

そして、お店に電話する場合は多くの場合、長電話になりがちです。

煩わしいですが待ち時間が長く、繋がったらつながったで本人確認や内容のやり取りであっという間に時間が経ちます。

でも、RakutenMobileであれば、時間が長くかかるというのは変わりませんが、少なくとも通話料金がかからないという点はうれしいですね。

さらに国際電話でもRakutenLinkを使えばかけ放題になります。
かけ放題の対象となるのは下記66の国・地域となります。

【RakutenLinkでかけ放題になる66の国と地域】
アイスランド、アイルランド、アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、アンドラ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、カンボジア、韓国、キプロス、ギリシャ、グアドループ、グアム、クロアチア、サンピエール・ミクロン島、ジブラルタル、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マルタ、マルティニーク、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モロッコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン、ロシア

“300万名”対象 プラン料金一年無料

最初に誤っておきます。すみません!

こちらについては、まだ調査中なのですが、300万人限定でRakutenMobileの月額料金を1年間も無料にしてくれるというキャンペーンです。

ただ、どうすればその300万人に選ばれるのかが、イマイチわかりません。

RakutenMobileの公式サイトによると、↓のような注意書きがありました。

  • ※1 お1人様1回線1度のみです。製品代、事務手数料、オプション料、通話料等は別費用。先行申込は新規のみ対象です。
  • ※2 増減の可能性があります。

先行申込はすでに受付中で、4月8日よりサービス開始です。

※1で気になるのは『先行申込は新規のみ対象』というところです。

新規のみということは格安SIMのメリットとして挙げていたMNPが使えるという点を満たしていません。

逆に先行申込でなければ、MNPでも使用できるのかなとか思うのですが、もう少し詳しいことが分かり次第、記事を更新していきたいと思います。

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